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医薬ジャーナル 2009年4月号(Vol.45 No.4)

P131(1181)~139(1189)

連載 クリニカル・パスと薬剤師(37) 計画と実践のノウ・ハウ

抗菌薬届出制度導入とクリニカルパスの推進 による注射用抗菌薬使用量と薬剤耐性率の推移

久留米大学病院薬剤部 有馬千代子(Chiyoko Arima)
久留米大学病院薬剤部 酒井義朗(Yoshiro Sakai)
久留米大学病院薬剤部 久保裕子(Hiroko Kubo)
久留米大学病院薬剤部 田美恵子(Mieko Tsuruta)
久留米大学病院薬剤部 永田見生(Kensei Nagata)

                                                         
Summary

 久留米大学病院では2001年に感染制御チーム,クリニカルパスの活動を開始した。病院感染対策の1つとして,2003年には「指定抗菌薬届出制度」を導入し,抗菌薬適正使用を推進した。今回,1999~2007年の9年間の注射用抗菌薬使用状況の変化と届出制度導入(2003年)以降のグラム陰性菌3種類の第4世代セフェム系薬,カルバペネム系薬およびニューキノロン系薬に対する薬剤耐性率の推移を調査した。届出制度導入翌年の注射用抗菌薬使用量は調査期間内で最も減少し,使用量の減少に伴い2007年にはグラム陰性菌の一部で薬剤耐性率の低下が見られた。届出制度およびクリニカルパスの導入は,不適切な抗菌薬使用を抑制する効果があることが明らかとなった。薬剤師が感染制御に携わり抗菌薬の適正使用を推進することは,薬剤耐性化防止のためにも重要なことである。

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