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医薬ジャーナル 2003年10月号(Vol.39 No.10)

P71(2739)~1078(3746)

医療現場における長期投薬(投与期間制限撤廃)の功罪 ~安全性の確保の観点から~

福井医科大学医学部附属病院薬剤部 後藤伸之
福井医科大学医学部附属病院薬剤部 政田幹夫

                                                         
Summary

 2002年4月の保険診療報酬改定により薬剤の長期投与制限が大きく解除され,原則制限なし(予見できる必要期間に従ったものであればよい)となった。現状では,慢性疾患に対する平均投与期間が15日以上の施設は全体の8割を占め,長期化している。患者の要請などによって,長期投薬の処方は増えつつあるようだが,患者はどこまでの長期処方を求めるのであろうか。また,長期投薬不可患者への納得いく説明とは何か,処方する医師およびその処方せんを受ける薬剤師側の対応は十分に確立されているだろうか,という疑問が残る。長期投薬は,リフィルというきちんとした制度があってこそ,認められるべきものである。現状では,長期処方された医薬品についての適正使用・安全性確保が保証されているとは言い難い。  

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