トップページ雑誌案内(オンラインメドジャーナル)新刊一覧(年月別)近刊案内好評既刊書好評シリーズ書図書目録ヘルプ

医薬ジャーナル 新薬展望2005 (Vol.41 S-1)

P74(300)~79(305)

新薬展望2005 第 II 部 注目の新薬

<速効型インスリン分泌促進薬> ミチグリニドカルシウム水和物 「グルファストR錠」

キッセイ薬品工業株式会社医薬企画部 寺島豪秀

                                                         
Summary

 ミチグリニドカルシウム水和物(ミチグリニド)は,速効・短時間作用型のインスリン分泌促進薬である。ミチグリニドの作用機序は,スルホニル尿素(SU)骨格を有さないものの,膵β細胞のATP感受性Kチャネル(KATPチャネル)を構成するSU受容体1(SUR1)に選択的に結合することによるものと考えられている。ミチグリニドは,食直前に服用することにより,速やかにインスリン分泌を促し,2型糖尿病患者にて障害されている食後のインスリン分泌を自然なパターンに近づけ,優れた食後高血糖改善作用を示すとともに,その結果として,空腹時血糖値,HbA1C値も改善する。また,低血糖症状発現率はプラセボと同等であり,体重増加も軽微であることから,より早期からの積極的な介入に有用な経口血糖降下薬であることが期待される。

※外字や機種依存文字は標準文字に変換して表示しております。

この文献の目次ページに移動 全文を見る

▲このページの上へ