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医薬ジャーナル 新薬展望2005 (Vol.41 S-1)

P80(306)~88(314)

新薬展望2005 第 II 部 注目の新薬

<α2受容体作動薬> 塩酸デクスメデトミジン  プレセデックスR静注液 200μg「アボット」

アボットジャパン株式会社 開発本部 開発第1グループ・クリニカルプロジェクトマネジャー 泰地和子

                                                         
Summary

 プレセデックスは「集中治療における鎮静薬」として開発された初めてのα2受容体作動薬である。現在認可されている「集中治療における鎮静薬」の中では,呼吸抑制が認められないため,人工呼吸器から離脱後にも安全に使える唯一の鎮静薬であり,2004年1月29日に厚生労働省より「新有効成分含有医薬品」として認可された。これまでの鎮静薬(GABA受容体/ベンゾジアゼピン作動性鎮薬)とは異なり,α2受容体に作用して特徴的な鎮静の様相を示し,鎮静中でも見当識を保持させること,鎮痛作用や抗不安作用を併せ持つこと,ストレス誘発性のカテコラミンの放出を抑制することなど,多様な薬理作用を発現するため,その臨床応用については,さまざまな可能性を秘めた新薬である。
 本稿では集中治療における新しい鎮静薬(プレセデックスR)の薬理学的特徴と臨床治験成績について述べる。

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