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医薬ジャーナル 新薬展望2005 (Vol.41 S-1)

P108(334)~117(343)

新薬展望2005 第 II 部 注目の新薬

<抗菌点眼薬> ガチフロキサシン水和物 「ガチフロR0.3%点眼液」

千寿製薬株式会社 坪井利治

                                                         
Summary

 結膜炎,角膜炎等の外眼部感染症や,眼科周術期の無菌化療法に対して,最も使用されている抗菌点眼剤は,フルオロキノロン系抗菌点眼剤である。すなわち,一般的にフルオロキノロン系抗菌薬は,抗菌スペクトルが広く,グラム陽性および陰性菌に幅広く適応を有している。しかし,グラム陽性菌の中でも肺炎球菌を含むレンサ球菌属に対しては低感受性であり,また繁用による耐性菌の出現が眼科においても問題にされてきている。
 新規のフルオロキノロン系抗菌薬であるガチフロキサシンは,2種類のDNA合成酵素(DNAジャイレースとトポイソメレース IV )のいずれに対しても同程度に強力に阻害することから,MIC(最小発育阻止濃度)の上昇を軽減し,また,レンサ球菌属をはじめとするグラム陽性菌および嫌気性菌に対する抗菌力は従来のフルオロキノロンに比べて強力である。
 従って,ガチフロキサシンの点眼剤「ガチフロ0.3%点眼液」は眼感染症の第一選択薬になり得る薬剤である。

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