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CLINICAL CALCIUM 2009年11月号(Vol.19 No.11)

P20(1572)~25(1577)

特集 変形性関節症Up-to-date Review

変形性関節症の疫学研究 ~大規模コホート研究ROADより~

Epidemiolgy of osteoarthritis in Japanese population. ~The ROAD study~

東京大学医学部附属病院22世紀医療センター関節疾患総合研究講座・特任准教授 吉村典子(Noriko Yoshimura)

                                                         
Summary

 わが国の変形性関節症(osteoarthritis:OA)をはじめとする骨関節疾患の基本的疫学指標を明らかにし,その危険因子を同定すること,さらにこれら骨関節疾患の経過,各治療別の経過に影響を及ぼす要因について明らかにすることによってわが国の要介護予防に資することを目的として,2005年より大規模臨床統合データベースROAD(Research on Osteoarthritis Against Disability)が始動した。そのベースライン調査から,わが国の中高年における膝,腰椎OAの有病率を検討した。膝OAの有病率は男性 42.0%,女性61.5%であり,わが国の膝OA患者数(40歳以上)を推定すると,X線で診断される膝OAの患者数は2,530万人(男性860万人,女性1,670万人)となった。腰椎OAの有病率は男性80.6%,女性64.6%であり,患者数は3,790万人(男性1,890万人,女性 1,900万人)と,従来の試算よりもはるかに多いことがわかった。


 To clarify the prevalence of osteoarthritis(OA)and osteoporosis(OP)and estimate the number of people with these conditions in Japan, we conducted a large-scale population-based cohort study entitled“Research on Osteoarthritis Against Disability(ROAD)”.From the baseline data of the ROAD study, we found that the prevalence of knee OA in men and women was 42.0%and 61.5%,respectively, and that of lumbar OA was 80.6%and 61.5%,respectively. The estimated number of Japanese patients with knee OA and lumbar OA was approximately 25 million and 38 million, respectively.

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