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化学療法の領域 2010年12月号(Vol.26 No.12)

P127(2475)~135(2483)

連載 抗菌薬の選択と使い方 呼吸器科領域 ・18

レスピラトリーキノロンの使い分け

仙台赤十字病院呼吸器科 部長 三木誠(Makoto Miki)
東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発研究部門 教授 渡辺彰(Akira Watanabe)

                                                         
Summary

 レスピラトリーキノロンとは,呼吸器組織(上気道も含む)への移行が良好で,ほとんどすべての呼吸器感染症起炎菌に対する抗菌力を有する,特にペニシリン耐性菌(PRSP)を含む肺炎球菌への抗菌活性が強化されたニューキノロン系抗菌薬と定義される。この中でも,抗菌力,PK-PDの面からもっとも優れているのがガレノキサシン(GRNX)とモキシフロキサシン(MFLX)で,特にPRSPを疑う場合にはGRNXを,腎機能障害患者にはMFLXを選択すべきである。緑膿菌や嫌気性菌まで想定して適用するにはシタフロキサシン(STFX)を,小児や結核を完全に否定できない症例に対してはトスフロキサシン(TFLX)を,高齢者など安全性を重視する際にはレボフロキサシン(LVFX)を選択することを推奨する。

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