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アレルギー・免疫 2011年12月号(Vol.18 No.12)

P9(1751)~11(1753)

特集 咳をめぐって アップデート

序~複雑化する咳嗽への対応を制する~

札幌せき・ぜんそく・アレルギーセンター理事長(医大前南4条内科院長) 田中裕士(Tanaka Hiroshi)

                                                         
Summary

 3週間以下の急性咳嗽の多くはウィルス感染またはマクロライド抗菌薬に効果のある感染症のことが多いが,8週間以上続く慢性咳嗽は本邦と欧米ではその分類と頻度が異なる。本邦では咳喘息が最も多く,アトピー咳嗽,副鼻腔気管支症候群などが続くが,欧米ではupper airway cough syndrome(UACS)が最も多く,eosinophilic airway inflammation,胃食道逆流症候群が3大疾患である。しかし,UACSについてはまだ認めていない国もあり,いくつかの病態が混在していると思われる。職業性・環境因子による咳嗽についての研究は少ない。慢性咳嗽ではスパイロメトリーが正常であることが多く,鑑別に有効な検査の開発が今後の課題である。

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