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医薬ジャーナル 2012年9月号(Vol.48 No.9)

P89(2175)~93(2179)

国民皆保険制度の現在と未来

5.国民皆保険制度と医療提供体制

独立行政法人 国立病院機構・理事長 桐野髙明

                                                         
Summary

 医療提供体制については,平等を重視するか,個人の自由を重視するかによって,いくつかの選択肢がある。わが国は医療を「だれでも・いつでも・どこでも」受けることのできるものとし,国民皆保険制度を50年間維持してきた。しかし,経済成長の鈍化と社会の高齢化が深刻になった国として,大きな困難に直面することになった。従来の量とアクセスに重点を置いた医療を,成熟社会型へと転換していくことが必要である。このような改革は,同様の問題を必ず抱えることになるアジア諸国の政策立案に大きく資するものとなるであろう。医療は経済にとって有益な活動であり,安定して持続する社会のためには重要であるという考えに立って,改革を進めるべきである。

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