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医薬ジャーナル 2012年9月号(Vol.48 No.9)

P109(2195)~112(2198)

国民皆保険制度の現在と未来

8.国民皆保険制度の将来設計

内閣官房社会保障改革担当室・室長 中村秀一

                                                         
Summary

 国民皆保険の下,この半世紀の間に国民医療費は経済の3倍の伸びで増大した。医療保険制度をめぐっては,時代に応じてさまざまな改革論議が行われてきたが,1970年代初頭からは増大する高齢者医療費をいかにまかなうかを軸に議論が展開されてきた。現在,バブル崩壊後の経済の長期的低迷下で,医療保険財政は深刻な状況にある。
 政府は,「一体改革」の枠組みの下で,医療・介護の改革を提起しているが,2025年までの社会保障給付費の見込みでは,医療と介護の伸びが著しく,それを支える負担が課題である。
 皆保険の堅持はナショナルコンセンサスとなっているが,これを達成するため,保険料と公費の役割分担を明確にし,給付と負担の公平を図るための措置を講じ,医療費の伸びの抑制に努める必要がある。

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