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化学療法の領域 2014年4月号(Vol.30 No.4)

P59(615)~67(623)

特集 敗血症ショックの新たな理解と集学的治療法

I 基礎 5.抗菌ペプチドによる敗血症ショックの制御

Regulation of septic shock by endogenous antimicrobial peptides

順天堂大学大学院医学研究科生化学・生体防御学 教授 長岡功(Isao Nagaoka)
順天堂大学大学院医学研究科生化学・生体防御学  胡忠双(Zhongshuang Hu)
順天堂大学大学院医学研究科生化学・生体防御学  鈴木香(Kaori Suzuki)
順天堂大学大学院医学研究科生化学・生体防御学/LPS(Laboratory Program Support)コンサルティング事務所 田村弘志(Hiroshi Tamura)

                                                         
Summary

 真核細胞が産生するデフェンシンやcathelicidinファミリーの抗菌ペプチドは生体を微生物感染から守るために働いている。敗血症の病態では宿主細胞の細胞死が重要な役割を果たすことがわかっているが,我々は最近,敗血症においてヒトcathelicidinであるLL-37(ロイシン・ロイシン37)がピロトーシスやアポトーシスなどの宿主細胞の細胞死を抑制することによって敗血症の病態を改善することを見出した。今後,LL-37のような抗菌ペプチドをもとに宿主細胞の細胞死を制御することによって敗血症の治療に応用可能な新たな化学療法剤の開発が期待される。

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