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医薬ジャーナル 新薬展望 2017(Vol.53 S-1)

P244(446)~250(452)

第III部 治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉~新薬の広場~

気管支喘息治療薬・COPD 治療薬

杏林大学医学部付属病院呼吸器内科 山田敦子
杏林大学医学部付属病院呼吸器内科 講師 倉井大輔
杏林大学医学部付属病院呼吸器内科 教授 滝澤始

                                                         
Summary

 気管支喘息の治療薬は吸入薬が主体であるが,重症喘息患者に対しては高用量吸入ステロイド薬と長時間作用性β2 刺激薬およびロイコトリエン受容体拮抗薬などの併用に加えて経口ステロイド薬や抗Ig(免疫グロブリン)E 抗体による治療が,喘息予防・管理ガイドライン2015 において推奨されている。好酸球性炎症を伴う重症喘息患者の増悪の頻度を軽減するための治療として,抗IgE 抗体に次ぐ分子標的薬である抗IL-5(interleukin-5)抗体薬が承認された。また,吸入薬ではチオトロピウム臭化物が重症持続型の患者に限るという制限が削除され,より多くの気管支喘息患者に適応できるようになった。
 慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:COPD)の治療薬も吸入薬が主体であり,ここ数年で多くの吸入薬が市場に登場している。ビランテロールトリフェニル酢酸塩・フルチカゾンフランカルボン酸エステルの合剤は,現在気管支喘息の治療に使われているが,今後COPD にも適応になる予定である。

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