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医薬ジャーナル 新薬展望 2017(Vol.53 S-1)

P279(481)~284(486)

第III部 治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉~新薬の広場~

認知症治療薬

北里大学医学部精神科学・診療講師 大石智

                                                         
Summary

 本稿では,認知症治療薬の分類に触れた上で,現在使用可能な認知症治療薬の有効性と副作用を整理し,臨床現場で生じている問題点を中心に概説した。超高齢社会のわが国では,認知症治療薬の適応患者が今後も増加していくと予想される。2011 年以降,使用可能な認知症治療薬は4剤に増え,2014 年から1剤においてレビー小体型認知症の適応が追加されたこともあってか,臨床現場ではさまざまな問題も生じている。根本治療薬の開発が注目されているからといって,現在使用されている認知症治療薬にまつわる問題を看過することはできない。かつては脳代謝改善薬の発売取り消しという過去がある。認知症治療薬に意義があるのなら,同じ轍を踏まぬよう,その使用には慎重さが求められる。

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