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CLINICAL CALCIUM 2018年1月号(Vol.28 No.1)

P31~37

特集 運動器-エネルギー代謝連関 Seminar

関節疾患とエネルギー代謝

Joint disease and energy metabolism.

東京大学大学院医学系研究科整形外科学・講師 廣瀬旬(Jun Hirose)

                                                         
Summary

 近年,様々な関節疾患の発症や進行に全身性の代謝異常が関与していることが明らかとなってきた。変形性関節症(OA)は力学的ストレスによる関節軟骨の摩耗を中心とする疾患であるが,肥満者においては非荷重関節においてもOAの有病率が高いことが知られ,全身性の脂肪代謝異常が疾患の進行に関与していることが示唆される。また,関節リウマチにおいてもアディポネクチンやレプチンを始めとするアディポカインがその炎症に関与することが近年の研究で分かってきた。これら疾患に対して特定の代謝経路をターゲットとするような治療の可能性が期待されるが,今後のさらなる研究が待たれるところである。


 Recently, it has been found that systemic metabolic disorders are associated with the onset and progression of various joint diseases. Although osteoarthritis(OA)is mainly a degradative condition of the articular cartilage induced by mechanical stress, there is a growing body of data demonstrating the involvement of metabolic factors including fat metabolism. Recent studies have revealed that adipokines including adiponectin and leptin are associated with inflammation of rheumatoid arthritis. A better understanding of these relationships may lead to new strategies to treat or prevent joint disease such as OA.

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