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アレルギー・免疫 2018年2月号(Vol.25 No.2)

P32(174)~36(178)

特集 花粉症の基礎と臨床 アップデート

Ⅲ.アレルゲン解析,免疫療法

広島大学大学院先端物質科学研究科分子生命機能科学専攻教授 河本正次(Kawamoto Seiji)

                                                         
Summary

 スギ花粉症は我が国特有の季節性アレルギー疾患であり,その罹患率の高さと国民レベルでのquality of life(QOL)低下への影響から大きな社会問題となっている。スギ花粉症の引き金を引く原因アレルゲンとしては2種類の主要抗原であるCry j 1およびCry j 2を中心に研究が進展しているが,筆者らの網羅的アレルゲノーム解析からCry j 1・Cry j 2以外にも重要な感作アレルゲンが複数存在することが明らかとなっており,これらアレルゲンコンポーネントを用いた次世代の診断・治療技術開発への基盤となりうる知見も蓄積されつつある。本稿では,スギ花粉アレルゲン解析を巡る研究について,主要な抗原分子種構成と免疫生化学的性状,および当該アレルゲンコンポーネントを用いた診断・治療技術の開発に関する最近の動向を紹介する。

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