トップページ雑誌案内(オンラインメドジャーナル)新刊一覧(年月別)近刊案内好評既刊書好評シリーズ書図書目録ヘルプ

アレルギー・免疫 2018年2月号(Vol.25 No.2)

P38(180)~46(188)

特集 花粉症の基礎と臨床 アップデート

Ⅳ.スギ・ヒノキ花粉症 主要抗原についての新知見

大鵬薬品工業株式会社研究本部第二研究所/久留米大学先端癌治療研究センター 長田年弘(Osada Toshihiro)

                                                         
Summary

 スギ花粉アレルゲン特異的免疫療法はヒノキ花粉飛散期の治療効果が低いことが知られている。先行研究により,ヒノキ花粉特異的な未知アレルゲンの存在が示唆されていた。筆者らはヒノキ花粉中の蛋白質を精査した結果,新規ヒノキ花粉主要アレルゲンCha o 3の同定に成功した。ヒノキ花粉ImmunoCAP陽性のスギ・ヒノキ花粉症患者は高率にCha o 3に感作されていることに加え,ヒノキ特異性が高いアレルゲンであることが示唆された。スギ・ヒノキ花粉症を標的としたアレルゲン免疫療法の治療効果最大化のために,ヒノキアレルゲン特異的免疫療法の開発が望まれる。

※外字や機種依存文字は標準文字に変換して表示しております。

この文献の目次ページに移動 全文を見る

▲このページの上へ