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化学療法の領域 2018年2月号(Vol.34 No.2)

P47(225)~52(230)

特集 感染性心内膜炎のマネジメント・最新の動向

2.感染性心内膜炎の疫学

Epidemiology of infective endocarditis

東北医科薬科大学地域医療学教室 准教授 大原貴裕(Takahiro Ohara)

                                                         
Summary

 感染性心内膜炎の罹患率は人口10万人・年当たり2~7例とされ,比較的まれであるが,一旦罹患すると重篤な転帰をたどり,患者の負担は大きい。背景心疾患,それ以外の背景因子によって感染性心内膜炎罹患率は異なり,罹患率の高い患者群に対する教育・予防が重要である。高齢者例,医療関連感染性心内膜炎が増えてきており対処が必要である。主たる原因菌はかつて多かった緑色レンサ球菌から黄色ブドウ球菌に変化してきているが,欧米と日本とでは少し違いがある。わが国固有の状況を反映した対策と検証を行うために,より大規模な感染性心内膜炎データベースの整備が望まれる。

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