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CLINICAL CALCIUM 2018年2月号(Vol.28 No.2)

P9(167)~16(174)

特集 生体骨イメージング最前線 ~新しい創薬に向けて~ Review

生体骨イメージングの発展と次世代の医療

Development of intravital bone tissue imaging and future perspectives of new lines of therapies for bone diseases.

大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科・免疫細胞生物学・教授 石井優(Masaru Ishii)

                                                         
Summary

 「見えないものを見ようとする技術開発」が有史以来,常に医学・生物学を牽引してきたことは論をまたない。特に近年は,蛍光イメージング技術の急速な進歩により,生体内の奥深くの現象を単一細胞レベルで,かつリアルタイムで高精細に解析することが可能となってきた。筆者らのグループを中心に,本技術を骨組織の解析に応用する動きが広がり,いまや骨組織内の様々な細胞種の生きた動態やそれらの相互作用によって担われる生体現象を手に取るように理解することができるようになってきた。さらに最近では,イメージング画像データを定量化する方法論も成熟してきており,本技術を種々の薬効評価に活用し,またイメージングによって明らかになった骨組織の細胞動態を標的とした新たな治療法開発も視野に入ってきた。本稿では,生体骨イメージングの発展の歴史を紐解くとともに,この技術を基に今後どのような次世代の創薬が展開されるのか,その未来予想図についても議論したい。


 Recent advances in live imaging technology for 'seeing the unseen' phenomenon has been so enormous to revolutionize the diverse fields of biomedical sciences. We have so far pioneered to exploit the technique into the analyses of live bone tissues and made it possible to detect dynamic movements of single cells and multicellular interaction in intact bone tissues. Now that the cutting-edge techniques have been matured enough, we can also utilize this for validation of pharmacological actions in various regimens in vivo as well as for novel drug discovery for treating against bone diseases. In this brief review, I describe the overview of the studies related to intravital bone imaging and its application and contribution for future medicine in this field.

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