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CLINICAL CALCIUM 2018年2月号(Vol.28 No.2)

P59(217)~64(222)

特集 生体骨イメージング最前線 ~新しい創薬に向けて~ Topics

生体骨イメージングの実際~骨芽細胞

In vivo imaging of osteoblasts.

大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科・免疫細胞生物学 上中麻希(Maki Uenaka)
大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科・免疫細胞生物学・助教 水野紘樹(Hiroki Mizuno)
大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科・免疫細胞生物学・教授 石井優(Masaru Ishii)

                                                         
Summary

 間葉系細胞である骨芽細胞は,骨基質を合成し石灰化を行うことで骨形成を担っている。しかし骨芽細胞が実際にどのように骨形成を行うのかに関しては明らかとなっていない。特に,固定標本で観察することが多い骨組織は,細胞の「動き」の情報を得ることが困難であり,骨ホメオスタシスにおける骨代謝関連細胞の動態については未だ大部分が謎に包まれている。近年発達してきた二光子励起顕微鏡を用いた生体イメージング技術を用いると,生体組織を低侵襲で深部まで観察でき,組織固定の過程を経ずに「生きたまま」の骨内膜面を観察することができる。そのため,この技術は硬組織の観察において,新しい知見を得られる非常に有用なツールと言える。本稿では,当教室で行なっている骨芽細胞の生体イメージング(in vivo,in vitro)について紹介するとともに,過去の報告を含め骨芽細胞イメージング最前線について概説する。


 Osteoblasts are bone-forming cells which produce bone matrix proteins and control calcium and mineral deposition. It is still unknown how osteoblasts work through the processes actually, because most of bone researches use static images of sections. Recently developed intravital imaging system with multiphoton microscopy can enable dynamic observation of living individual cells without making sections. This technique has so high-resolution in the Z direction that it is particularly useful for observation of deep tissues like bones. Here we introduce our data about osteoblast live cell imaging in vivo and in vitro including intravital imaging and summarize the latest reports about it.

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