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化学療法の領域 2018年2月号(Vol.34 No.2)

P83(261)~100(278)

特集 感染性心内膜炎のマネジメント・最新の動向

7.感染性心内膜炎の外科的治療

Surgical indication and timing for active infective endocarditis

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科循環病態制御外科学 講師 三浦崇(Takashi Miura)
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科循環病態制御外科学 教授 江石清行(Kiyoyuki Eishi)

                                                         
Summary

 感染性心内膜炎(Infective endocarditis:IE)に対する外科的治療の適応は,心不全,抵抗性感染,そして塞栓リスク,これら3つの病態から判断するが,IEでは脳合併症を有することが多いため,個々の症例で手術のタイミングを検討する必要がある。日本循環器病学会から刊行されている既存のガイドラインでは,脳梗塞を合併した症例に対しては2週間以上の待機手術がよいとされてきた。しかし新ガイドラインでは,脳梗塞の状態に応じて手術時期を勘案することが明記される予定であり,本稿でもそれに準じて記載を行った。IEに限らず外科的治療では手術のタイミングを逃さないことが大切である。病巣の拡大や脳塞栓は病態を重症化させ,患者の日常生活動作を大きく損なうことを肝に銘じ,治療に当たるべきである。

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