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化学療法の領域 2018年2月号(Vol.34 No.2)

P109(287)~114(292)

特集 感染性心内膜炎のマネジメント・最新の動向

9.小児領域の感染性心内膜炎

Infective endocarditis in children

千葉県こども病院循環器科 部長 村上智明(Tomoaki Murakami)

                                                         
Summary

 小児においても感染性心内膜炎は一定の頻度で認められ,罹病率,死亡率ともに高い疾患である。小児の感染性心内膜炎の基礎疾患は先天性心疾患が圧倒的に多い。先天性心疾患は手術介入で治療されることが多いが,特に複雑な先天性心疾患においては人工材料を用いる手術が多いため,修復術後においても感染性心内膜炎の高リスクであることが多い。実際にわが国の多施設共同研究では半数以上が手術後であった。すなわち生涯にわたっての予防が必要となる症例が少なくない。世界的には感染性心内膜炎の予防投薬の対象を減らす潮流であるが,日本小児循環器学会のガイドラインは,より積極的に予防を推奨している。本稿では,わが国での多施設共同研究とそれを基盤にした「日本小児循環器学会ガイドライン」を軸に概説する。

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