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化学療法の領域 2018年2月号(Vol.34 No.2)

P124(302)~133(311)

連載 私達の研究(179)

リンパ球チップを用いた「個の免疫医療システム」の開発

Development of tailor-maid immunotherapy using lymphocyte chip

富山大学医学部免疫学講座 名誉教授 村口篤(Atsushi Muraguchi)
富山大学医学部免疫学講座 助教 小澤龍彦(Tatsuhiko Ozawa)
富山大学医学部免疫学講座 助教 小林栄治(Eiji Kobayashi)
富山大学医学部免疫学講座 准教授 岸裕幸(Hiroyuki Kishi)

                                                         
Summary

 我々は,血液中にきわめて稀に存在する抗原特異的抗体産生細胞を網羅的かつ迅速に検出し,その細胞を回収し,きわめて短期間にウイルスに対する多種類の質の高いヒトモノクローナル抗体を得るシステム(ISAAC:ImmunoSpot Array Assay on a Chip)の開発に世界ではじめて成功した。さらに患者血液やがん組織から,ウイルスあるいはがん特異的Tリンパ球を検出し,各々の細胞から機能的なT細胞受容体(TCR)遺伝子の取得を世界最速で行うシステム(hTEC10:human TCR efficient cloning within 10 days)を開発した。これらのシステムを用いて感染症やがんの「個の免疫療法(テーラーメイド免疫治療)」が加速することが期待される。

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