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血液フロンティア 2018年2月号(Vol.28 No.2)

P61(187)~68(194)

特集 慢性リンパ性白血病(CLL)と類縁疾患

5.慢性リンパ性白血病(CLL)の予後因子:FISH法,遺伝子変異,病理学的観点から

東海大学医学部 基盤診療学系 病理診断学 講師 菊地智樹(Kikuchi Tomoki)
東海大学医学部 基盤診療学系 病理診断学 教授 中村直哉(Nakamura Naoya)

                                                         
Summary

 慢性リンパ性白血病は,一般に予後良好な低悪性度B細胞腫瘍と考えられている。ただし一部の症例は進行性で,治療抵抗性に至る予後不良群も存在し,その多様性が注目されている。以前より,Rai,Binetなどの臨床病期分類や,FISHなどで検出する17p欠失,11q欠失などの染色体異常が予後因子として報告され,臨床現場でも応用されているが,近年,次世代シークエンス技術の発達により,NOTCH1,SF3B1をはじめとする様々な新規遺伝子異常が同定され,予後にも関係することが報告された。本稿では,それら予後因子となる染色体異常や遺伝子異常に加えて,病理学的観点からも概説したい。

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