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医薬ジャーナル 2018年2月号(Vol.54 No.2)

P148(350)~154(356)

注目論文を読み解く〈70〉

東京大学大学院薬学系研究科育薬学講座 特任准教授 佐藤宏樹
東京大学大学院薬学系研究科育薬学講座 客員教授 澤田康文

                                                         
Summary

〔今月の注目論文のポイント〕
1.香港の医療情報データベースを用いた後向きコホート研究において,ピロリ菌除菌後にプロトンポンプ阻害薬を長期使用した場合に,胃癌の発症リスクが上昇することが示唆されている。
2.アルゼンチンの単施設の医療情報を用いた後向きコホート研究において,代謝異常の副作用リスクの高い抗精神病薬の使用により,心血管イベントのリスクが上昇することが示唆されている。
3.米国の医療情報データベースを用いた後向きコホート研究において,5~ 20歳の選択的セロトニン再取り込み阻害薬/セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬の使用により,2型糖尿病のリスクが上昇することが示唆されている。
4.2型糖尿病リスクの高い被験者における糖尿病発症の予防効果を検討した介入試験のデータを分析したところ,スタチンの使用により糖尿病の発症リスクが上昇することが報告されている。
5.健康成人を対象とした試験において,ケルセチンの併用によりクロルゾキサゾンの血漿中濃度が中等度に上昇し,CYP(チトクロムP450)2E1を介した相互作用が示唆されている。
6.健康成人を対象とした試験において,ソルビトールの併用によりラミブジンの血漿中濃度が顕著に低下したことが報告されている。

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