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医薬ジャーナル 2018年6月号(Vol.54 No.6)

P123(1459)~128(1464)

特集 実臨床へ向けた時間医薬研究の新動向

8.時間栄養学的な観点からの疾病予防

カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部 田原優

                                                         
Summary

 時計遺伝子の発見,分子時計の振動メカニズムの解明が進み,概日時計の基礎研究から応用研究へのニーズが高まりつつある。概日時計の乱れが,生活習慣病やがんなど,さまざまな疾患の発症,症状の悪化に繋がることは明らかである。しかし,概日時計が疾病の根本的な治療対象になるとは考えづらく,それよりも概日時計を健康に保つことが疾病予防に繋がる。食・栄養は光とともに,概日時計を調節する環境因子である。概日時計に良い食事のタイミング,食内容を研究する学問が時間栄養学となる。本稿では,規則正しい食タイミングの肥満・老化予防,腸内細菌叢への影響,さらに食による時刻調節メカニズム,時計を調節する食品成分等を紹介する。

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