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アレルギー・免疫 2018年7月号(Vol.25 No.7)

P38(898)~42(902)

特集 全身から考えるアレルギー性結膜疾患 Ⅲ.小児科との連携

1.アレルギーマーチから見たアレルギー性結膜疾患

国立成育医療研究センター研究所免疫アレルギー・感染研究部部長 松本健治(Matsumoto Kenji)

                                                         
Summary

 アレルギー性結膜疾患の発症には自然免疫系と獲得免疫系が関与している。アレルギーマーチの進展における新たな抗原に対するIgE(immunoglobulin E)抗体産生の開始には,アトピー性皮膚炎や気管支喘息における上皮細胞の傷害や活性化によって放出されるサイトカイン(IL〔interleukin〕-33,TSLP〔thymic stromal lymphopoietin〕やIL-25)が,抗原提示細胞を刺激してTh2細胞への分化を誘導することが重要な役割を演じていると推察される。そのため,アレルギー性結膜疾患の発症予防には抗原の回避だけでなく,他のアレルギー疾患(特にアトピー性皮膚炎)の発症予防および適切な治療が重要と考えられる。

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