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CLINICAL CALCIUM 2018年7月号(Vol.28 No.7)

P110(992)~115(997)

連載 ミニ連載 「匂い」と「味」を感じる臓器(V-1)

・多臓器に存在する味覚受容体

Taste receptors in multiple organs.

東京農業大学応用生物科学部 生体環境解析学・准教授 岩槻健(Ken Iwatsuki)
東京農業大学応用生物科学部 生体環境解析学・大学院生 中嶋ちえみ(Chiemi Nakajima)

                                                         
Summary

 我々は,口腔内に存在する味覚受容体を介して,うま味,甘味,苦味,塩味,酸味の5基本味を感じている。このうち,塩味と酸味については受容体の全容が明らかになっておらず,研究のさなかである。一方,うま味,甘味,苦味受容体はGタンパク質共役型受容体(GPCR)であることがわかっている。最近になり,これらの味覚受容体が口腔内だけでなく,様々な組織に発現し機能することが明らかとなってきた。本レビューでは,うま味,甘味,苦味受容体について,その発現部位と機能など,これまで報告されていることを中心に述べたい。


 There are five basic taste qualities, umami, sweet, bitter, salty and sour tastes. These taste qualities are transduced through corresponding taste receptors that reside on taste cells in the oral cavity. Unlike salty or sour receptors, receptors for umami, sweet and bitter belong to G protein coupled receptor family. Recently, it has become apparent that taste receptors are localized in various cells and tissues other than those in the oral cavity, which similarly function for taste transduction. In this review, we will discuss expression and function of these taste receptors based on knowledge accumulated.

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