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医薬ジャーナル 2018年7月号(Vol.54 No.7)

P113(1655)~118(1660)

特集 神経難病と創薬

7.アルツハイマー病の創薬の展望

東京医科歯科大学大学院脳神経病態学分野 天野晶子
東京医科歯科大学大学院脳神経病態学分野 特任教授 三條伸夫

                                                         
Summary

 日本においてアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)患者は経年的に増加しており,発症機序の解明や早期診断技術,治療法の開発が待たれる。現在のアルツハイマー病治療薬は,認知機能低下を一時的に抑制する症状改善薬であるため,疾患そのものを標的とした根本治療に向けた病態修飾薬(disease-modifying therapy:DMT)の開発が望まれている。最近では,これまで支持されてきた「アミロイドカスケード仮説」を修飾した形とも言える,可溶性アミロイドβタンパク質(A β)の低分子重合体「A βオリゴマー」による神経毒性が認知機能低下に繋がるとする「A βオリゴマー仮説」が有力視されている。本稿では,A βオリゴマー仮説に基づいたDMT開発の現状と今後の展望について概説する。

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