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化学療法の領域 2002年3月号(Vol.18 No.3)

P41(359)~47(365)

特集 バイオテロリズム対応策-日本の取るべき道

5.炭疽菌とバイオテロリズム

岩手医科大学 川名林治(Rinji Kawana)

                                                         
Summary

米国において2001年秋,突然白い粉と称する炭疽菌のテロが発生した。15名の肺炭疽(Inhalational Anthrax)が発症し,うち5名が死亡した。これは郵便を介し政府やマスコミの中枢などを襲ったもので,世界を恐怖に陥れた。その対応がCDC(米国疾患防疫センター)などを中心に立てられ,治療や検査法などが迅速に進められた。
 今後もバイオテロリズムによるこのような事件が発生しないとも限らず,更なる対応が望まれる。
 私たちは1965年,炭疽牛由来のヒトの皮膚炭疽及び腸炭疽などの発生に遭遇し,その細菌検査や診療などにあたった経験がある。古い事例であるが今回の事件について,いささかでも参考になると思い,その経験を報告した。
 私はこのようなバイオテロリズムの根絶を望むものである。

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